自分のピアノを最高・最良の状態にキープしていますか？
ピアノを売るにはそれなりの、やむにやまれぬ理由があるでしょう。引越し先に入らない、子どもが独立してピアノが家に残ってしまったなどなど、愛着をもって接してきた高価な楽器をただの不要ゴミのように捨てたり手放すひとはまずいません。
ピアノは煎じつめればモノにすぎませんが、多くのひとびとにとってはただのモノではないのです。だから手放すのも悲しいし、どうせ手放すなら少しでも高く売りたいと思うのが人情というもの。
さて、それではどうすれば中古ピアノが高く売れるか、です。どんなピアノにも共通していえることは、たいせつに扱ってきたピアノでなければ売れないということ。ピアノは絵やオブジェのような装飾品ではありませんから、ふれて弾いてこそ価値がでます。
たいせつにお手入れをし、適度に弾きこなされてきたピアノには年輪が加わって、新品にはない味が生まれます。この付加価値こそが、中古ピアノを少しでも高く売るカギになるのです。
ふだんから弾いていれば不具合にすぐ気づき調律しているはずですし、気配りがピアノにいきとどいているからトラブルを未然に防ぐ可能性も高まります。そんなふうにたいせつに愛されてきた中古ピアノなら高く売れる可能性があるのです。